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生理痛なら低用量ピルで緩和可能

2020年02月04日
微笑む女性

生理痛は女性なら当たり前の症状といわれることがあります。この考え方はとても残念です。健康な女性の場合、生理の際に頭痛や下腹部痛、腰痛といった生理痛を伴うことはありません。もともと生理痛は、子宮収縮と子宮内膜が剥がれ落ちるときに発生するプロスタグランジンという物質が原因で起きる症状です。子宮収縮や子宮内膜に問題がなければ痛みは起きないはずですが、子宮内の神経が痛みに敏感になってしまうことから生理痛を自覚することになります。
毎月、一時の期間だけ痛みを感じる生理痛ですが、中には、生活に支障をきたすほどの痛みを感じる人も見られます。鎮痛剤が効かない・寝込んでしまい生活の質が落ちてしまう・出血量が異常に多いというような場合には、まず通院をして子宮や婦人科系の病気が隠されていないかチェックしてもらいましょう。

場合によってはここぞというときに生理痛があるのはツラい毎月の痛みを緩和したいと考える人もいるでしょう。そんなときには医師の処方で購入することができる低用量ピルの使用をおすすめします。低用量ピルは、女性ホルモンであるごくわずかな量の黄体ホルモンと卵胞ホルモンを体内に取り込むことで、体を疑似妊娠状態にする効果があります。ピルを服用している期間は一時的に生理が止まるうえ、器質的ではありますが規則正しく生理のような出血を起こすこともできるので、生理コントロールをしたいというときにもおすすめです。

ピルを飲むことで起こる出血は、厳密には生理とは異なる出血になりますが、規則正しく生理を起こし、リズムを作ることで私たちの体も安心できるはずです。またホルモンバランスがある程度一定になるため、出血量のコントロールができるうえ生理痛の痛みが緩和されるメリットが生まれます。また体への負担もわずかなので、ピルの服用によって生活への支障も皆無です。むしろ女性ホルモンの分泌が安定するので、毎日がアクティブになったという効果を感じている女性も見られます。

低用量ピルの飲み方は、1日1回決まった時間に1錠を服用するだけ。21日間ピルを飲んだ後7日間は偽薬を飲むか、投薬を休むという28日1周期のリズムを作ります。偽薬服用もしくは休薬期間は生理のような出血が始まります。29日目からはまた新しいピルを飲み始めます。

低用量ピルは1シート28日分で2,500円~3,000円です。自費診療となりますが、数ヶ月続けた後で服用をやめたときに生理痛が緩和されることも考えられます。医師と相談をしながら続けられるメリットもあるので安心できるのではないでしょうか。
低用量ピルは、女性の体にできるだけ負担がかからないように作られているので、ホルモン含有量が異なる製剤がたくさんあります。ライフスタイルなどに合わせて自分のとってよい製品を選びましょう。

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